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アイリッシュ・セターチャー坊の病気とケガ克服ブログ : 大型鳥猟犬アイリッシュ・セターのチャー坊が、 病気とケガを乗り越えた記録

2011年5月6日夕方、犬が自分の肩をなめているので、
見てみるとアカギレのような僅かな亀裂からうっすら出血していました。
ティッシュで押さえてみると7cm四方位の範囲に所々小さく血が付きました。

散歩の折に、サツキの小枝でこすったのだと思いましたが、
なめると雑菌が入るので、簡単に消毒して
滅菌ガーゼを当て、絆創膏で留めました。

やはり傷をなめようとするのでTシャツを着せ、
翌日土曜日の午後に診察予約を入れました。
保管していた抗生物質を金曜日の夕食の段階で1回分
飲ませて翌日を待つことにしました。

診察を受けてみると、大変深刻なことに…
表面はうっすらとした擦り傷の様でも内部が壊死していて
傷の大きさ8cm×5cm、深さ5mmを超える褥瘡(床ズレ)とのことでした。

1日に最低4回は散歩へ行く、自由運動の多いアイリッシュ・セターの肩に何故床ズレができたのかは分りません。
( 犬種アイリッシュ・セターは、アイリッシュセッターの方が日本語で言いやすいようでそのように呼ぶ人も多いです )

壊死した部分を局所麻酔で切除(デプリドマン)して、抗生物質を飲み、
まずは直近4回連続で病院にて包帯交換を行うという治療方針に従いました。
感染症を起こす危険があり11歳に近い年齢を考えると
命にかかわることもあるというシリアスな状態でした。

大型犬で、動物病院通いはペットハイヤーさんのお世話に
ならなければなりません…。4回の予約を入れました。

その日からまず4日連続、1日空けて、5/12 5/14 5/17 5/21 5/24 5/28 5/31
6/4 6/7 6/11 6/14 6/18 6/21 6/25 6/28、6月一杯通いながら、
5cm×4cm位の傷口が赤いままでふさがりません。

7月2日に縫合しました。
しかしふさがらず、3日後に再び縫合するというのを私の一存では決められないので、家族と相談してからにしますと申し上げて帰宅しました。

インターネットで、褥瘡治療に詳しい獣医師を探し、
大田区のエル・ファーロさんという病院を探し当て、院長にお伺いしました。

そこでまず何故活動的な猟犬に床ズレができたのか?との質問と
褥瘡治療で縫合はあまりやらない治療だと断言されました。

①毎日1回、毛細血管を収縮させないようにぬるい水でよく傷を洗い流すこと。
②傷周辺のウミのような汚れは濡らした綿棒などで傷にダメージを与えないように取リ去る。
③プラスモイストという人間のキズや火傷等の治療用湿潤療法パッドを使い、傷をおおい、 粘着包帯で止める。
④そのパッドを犬がかじり取らないように、Tシャツを着せる。

恐らく高齢犬である為、後ろ足の踏ん張りが利かず
寝る時にドシンと床に倒れるようにして寝ることが原因となって
床ズレができたのだろう、と先生は推測されました。
硬い床に直接寝ないで済むように、低反発マットを敷くことを勧められました。

しかし、犬が必ずそのマットの上で寝るとは限らないので!
犬を監視して、寝た所でマットを肩と床の間に瞬時に挟み込むという
対策が始まりました。
そうであっても人間が寝ている時にはできません。
犬の肩にクッション性のあるもので外付けできるパッドのようなものを探したところ…

『着せる床ずれ包帯』という商品を見つけ、
それをパレットのような形に切り、Tシャツの上から縫い付けました。
夏でしたから、傷を大きく覆うようにして縫い付けるのみで、着せることはしませんでした。

Tシャツの上に外付けクッションを縫い付けられたチャー坊
「カーチン、あちーよ」

これは一見よくある緩衝材の様でいて
旭化成が開発した独自の編み構造をもち、
裁断次第で犬に着せることが可能なのです。
3種類ある厚さの中から8mmの厚さを選び、
97cm×67cmという大きさのシートを
喜多村ネクスト株式会社に注文致しました。

そのようなホームケアを毎日続けてゆきました。
週に二度または一度というように、少しずつ通院にも間隔があくように変わりました。

傷の外側から白い皮膚がどんどん内側に向けてできてきて、
7/17の段階で赤かった傷口が3cm×1cm位の薄いピンク色に変化し始めました。
チャー坊には、この治療法が合っていたのだと思います。

※この辺りの傷口が赤い色から薄ピンク、そして白い健康な皮膚へと回復してゆく様子は写真に残してあります。


8月6日にはほぼ傷がふさがってきました。
その日は、母の命日で、その日にちのもつ意味を意識しました。

この長い通院の折に、
偶然チャー坊が仔犬時代に、基本的なことを飼い主共々
教えていただいた日本愛玩動物協会の花澤先生に会いました。
花澤先生は、日本で最初期に愛玩動物飼養管理士になった方です。
動物病院への送迎を引き受けてくださったのです。
花澤先生には5/12からずっとお世話になりました。

最初にお願いしたペットハイヤーさんはエンジェル・バギーさんというハイヤーで、川崎から来てくださり、大変丁寧にしていただきました。
診察が長引くような時も、具合の悪い犬の負担が少なくなるように
犬を尊重して優しくしてもらえて、毎回感謝のみでした。
花澤先生は、犬君がよく知っている人なので、
病院の往復のつらさも相当軽減されたと、思い起こしています。


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◇ カテゴリ : チャー坊に提案された治療法

お客さんが来る。
私と一緒にチャー坊が玄関まで出ていくが、
開いたドアから外へ出ていったりしないのを見て、
お客さんは、チャー坊をほめる。




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◇ カテゴリ : チャー坊の夢

車を呼ぶ。
チャー君がタクシーに乗ると、ところで、チャー君お金持って行ったかなと心配になる。
すっかり人間のようなチャー坊であった。




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◇ カテゴリ : チャー坊の夢

マリーゴールドとシクラメン


今年は暑いと言いながら…
都心とは5度くらい違う多摩地区です。

今年もこのような時期にシクラメンが咲いています。
2023年7月25日の写真です
アフリカンマリーゴールドと一緒に撮ってみました。

チャー坊『カーチン、地上は暑いんだって?』

私    『内陸部は39度の日が続いているんだよねー』

チャー坊『カーチン今年はさすがに雪ん子が居ればなあって思うでしょ?』

私    『かき氷っ子でもいいかもしれないね。暑いの苦手なのに、
     この間八王子で39.1度の日に出掛けたんだけど…。いつものように町田は南風が強く吹いていて
     体感としては31度くらいな感じでした。』

チャー坊『風が大事なんだね。でもその風が都会の熱を北関東へ送ってしまうんでしょ?』

私    『気象庁の全国観測地ランキング見ると、とてもかわいそうです。
      福岡県産甘夏の缶詰と北海道産コンビーフ缶と沖縄県産ストレートパインジュースを
      暑中お見舞いに送りました。』








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◇ カテゴリ : チャー坊との会話

チャー君がこの地上によみがえり、一緒に近所を歩いている。そこで3人の人に会う。
みんな普通に犬と私を見ているけれど、私は落ち着かない。
というのも…、もしも昔のチャー坊を知っている人がいて、その人からチャー君が、今元気にしているこの「不思議」を聞かれたら、
どう説明しようか?と考えている。

3人の内の一人は現在一緒に町内会の仕事をしている人という設定。
昨晩ポストに手紙を私が入れ、それを受け取りましたとその人が言う。
角を曲がった家には、以前住んでいた人の建物のままで最近新たに引っ越してきた人がいて、
その人と話す。その人は、今、広い台所で犬を飼っていると言う。

私に『ワンちゃんどこで飼っているの?』と聞くので、本当のことを話してしまう。
実は2012年に地上と天国に別れたのですが、よみがえったんです。
その人は、それ程驚かず、『ご主人様はそのことについてなんて言ってるの?』と聞く。
『チャー君が元気だった時にもいろいろ不思議なことが起こったのでね。信じられる。』と言ってましたと話す。




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◇ カテゴリ : チャー坊の夢